2018年11月13日火曜日

【West Kootenay周遊の旅 1】ロック・クリークで花火を買って、ブリリアント吊り橋を見学

オカナガン地方の東隣、ウエスト・クートニー(West Kootenay)地方をぐるりと周遊してきました。

1泊2日、往復走行、約1000㎞の道のりの小旅行、以下の町を覗きながらドライブしてきました。

一連の旅行記は、こちらをご参照下さい。
その1 ●ロック・クリークで花火を買って、ブリリアント吊り橋を見学
その2 ●エインズワース・ホット・スプリングス
その3 ●ナスーキン・ハウスとトレイルのファンキー橋
その4 ●ウエスト・クートニー空港見学

Rock Creek

ケローナから始まるHwy33を終点まで走りRock Creekの町に到着。ここはHwy3との分岐点になるので、ガソリンスタンドが立ち並びます。

この辺りは1860年代のゴールド・ラッシュで出来たコミュニティで、その後も数々の鉱物が取れるエリアとして小さいながらに重要な町だったそうです。

我々もおトイレ休憩の為にガソリンスタンドに入ると、打ち上げ花火のセットがずらりと並べてあって、驚きました。



店員のお兄さんが棚から次々と出してくれて、$20から$200近くするセットまでありました。

ケローナの街には花火は売っていません。乾燥気候の為、火事が起きやすく花火は禁止されているからです。なので135㎞離れたこの町に、わざわざ買いに来る人も多く、これだけの品を揃えているとのこと。

ということで、我々も迷わず即買い。$40の花火セットで、今年の年越しをしようと思います。ふふふ。



つい3年前の2015年夏には、ここで大規模な山火事が発生し、30軒の家と4,400ヘクタールの森林が燃えたとのこと。今も辺りには真っ黒に焼けた木々が見られ、痛々しい姿が残ります。

Christina Lake

Rock CreekからHwy3を東へ95㎞走ったChristina Lakeあたりで、お腹がグ~っと鳴りだし、ブランチを取ることにしました。

Lisa's Lake House in Christina Lake
 Lisa's Lake Houseという、ローカルに人気のカフェにて、軽いモーニングを取りました。


イングリッシュ・マフィンや、ベニー、ハッシュド・ポテトなど、価格もお手頃なモーニングメニューでした。夜のメニューは、シーフードがメインとなるお料理だそうで、ディナータイムも行ってみたいと思わせる素敵なお店です。


窓からの景色も素敵で、コーヒーも美味しく、ほっこりまったりしてしまいましたが、先を急がねば、なりません。

お店を出ると、びっくり!そこは"Kimura Road"でした。

 ここChristina Lakeは、アメリカとの国境に近く、第二次世界大戦時に、アメリカに住んでいた日本人が難民として流入してきた地域だそうです。当時は約100人のアメリカン・ジャパニーズが住んでいたとのことで、Kimura Roadも、その名残りのようです。

 【Brilliant

次に立ち止まったのは、Christina Lakeからさらに80㎞東へ走ったCastlegarの町にほど近いBrilliantというコミュニティでした。

クートニー川に架かる立派な陸橋を渡る際に、下に大きな吊り橋が見えたので、ハンドルを急に切って、見に行ってみることにしました。

モダンな陸橋、Brilliant Bridge
この辺りはコロンビア川とクートニー川が交わる場所で、川幅も多く、架かる橋も立派なものばかり。川の水量を利用したダムも点在しています。

Brilliant Suspension Bridge
 こちらは、すぐお隣に架かる1913年に建てられた木製の吊り橋。新しい橋ができた1966に役目を終えましたが、1991年にこの橋を補修して保存しようというグループができ、1995年に国定歴史建造物に指定されたとのことです。


 重厚で、なんとも威厳のある立派な橋でした。

 橋の説明には、英語とフランス語に加えて、ロシア語も併記されています。それは、この橋の建設に、このコミュニティに住む多くのロシア人が関わったことによるものだそうです。


Brilliantというは、ドゥホボール(Doukhobor)と呼ばれる人々のコミュニティで、彼らはロシア帝国政府に国外追放され、1908年頃からこの辺りに入植してきたロシア・ウクライナ系に起源を持つキリスト教の教派とのこと。

ドゥホボール派の人々は、絶対的平和主義であり、無政府主義であることから世俗的権威を否定する傾向があり、カナダの義務教育を拒否したり、政府と対立したりし、ロシアからカナダに渡ってきてからも辛い過去を持つ人々なのだそうです。現在もその子孫がこのエリアで暮らしているとのこと。

Kootenay River

さて、この深い歴史を持つBrilliantを後にして、我々は、今回の旅のメインである温泉場へと向かいます。つづく...