| Red Bridge, Kamloops B.C. |
レッド・ブリッジ(Red Bridge)と呼ばれるこの橋は、なんと130年以上前の1887年に架けられたもの。その間、老朽化や洪水などの害に合うなどで2回ほど作り直されており、現在架かっている3代目の橋は、1936年に改築されたものなので、2019年現在、厳密には、この橋は83歳ということになりますね。
木製の橋の組み方は、ウィリアム・ハウによるハウィ・ビーム・トラスという構造で、斜材を橋中心部から端部に向けて「ハ」の字形状に配置した構造であり、美しいと定評がある建築方式です。
「レッド・ブリッジ」という名の由来は、建材に赤色のダグラス杉を利用して造られたことから、地元の人にそのように呼ばれるようになったとのこと。現在は、お洒落に赤いペンキを塗られています。
カムループスの町の起源は1812年に遡り、古くから河を利用しての交易の要所でした。そして東西を結ぶ鉄道が通ると益々交易が盛んになり、町の発展に伴い、トンプソン河の南北を結ぶ橋が必要とされた建設に至ったそうです。
| Thompson River view from Red Bridge |
建設当時は、この橋は、ブリティッシュ・コロンビア州の重要道路であるイエローヘッド・ハイウェイの一部でもあったそうですが、現在は約2㎞東へ離れた位置にイエローヘッド・ブリッジが掛けられ、ハイウェイの位置も移動されています。
交通の主流はハイウェイへと移行していますが、地元の人により現在もショートカット・ルートとして愛用されているようです。また、歩道部分は木製のまま残されており、橋からの景色もとても良いことから散歩やサイクリングルートとして多くの人に利用されています。