ワイン用の葡萄造りに適したそのテロワール(土地)は、一万年以上前からの氷河堆積物により多くのミネラルを含み、カスケード山脈とロッキー山脈の影響で適度に雨が降ること、また春から夏に掛けて多くの日照と気温が上がりつつも、夜間には、その気温が一気に下がることが、上質の葡萄造りに適しているとのこと。ヨーロッパの葡萄産地と同じワインベルト(北緯28-50)に位置することも、大事な葡萄栽培の要素のひとつだそうです。
栽培されている葡萄の種類は、フランスとドイツをそのルーツとするものを始めてとして、現代では、多くのワイナリーが多様な種類の葡萄栽培にチャレンジしており、ワイナリーごとに非常にユニークな味を楽しめます。一般的にオカナガンバレー北部は白ワイン用の葡萄、そして南部は赤ワイン用の葡萄種育成に適していると言われています。
オカナガンバレーに点在するワイナリーは、大小さまざまで、その数400にも及ぶとのこと。近年のワイナリーブームによって、その数は年々増えています。
各地の葡萄畑と契約をし隣国アメリカなどの外国に輸出をしているワイナリーを始め、自分の敷地内の葡萄だけを使って年間100本程度の生産のみに留める小さなワイナリーまで、 さまざまな経営方針を持って運営しているオーナーがおり、その歴史とこだわりの話を聞くのも、ワイナリー巡りの醍醐味です。
《オカナガンで栽培されている主な葡萄種》
■リースリング
■シャルドネ
■ピノノワール
■ピノブラン
■ピノグリ
■エーレンフェルツアー
■ゲヴェルツトラミネール
■マスカット
■メルロー
■シラー
■カルベネフランク
■カルベネソヴィニオン
■バコノワ
■ツヴァイゲルト
■ マルベック