オカナガン湖を見渡せる丘の斜面に建つこのワイナリーは、こじんまりとしながらも優雅で趣のある建物で、私のお気に入りのワイナリーのひとつです。
古くは1928年からの葡萄栽培の歴史を持つこの古いワイナリーは、この地のオーガニックワインの先駆け的存在でもあり、オーナーの経験とセンスにて、こだわりのワインを長年作り続けていらっしゃるとのこと。
ワインショップの前には一年間の栽培サイクルが説明された看板があり、辺りに広がる葡萄園の状態を見ながら、ちょっと知識がつきました。
丸々としっかり、そしてびっしり育っている葡萄たち。今年の収穫も期待できそうです。
この辺りは2003年に起きた山火事に巻き込まれて、建物と畑が一度焼けてしまったそうですが、今はそのような痕も残らず、立派に再建されました。西向きの斜面に広がる葡萄畑はオカナガンの中でもワイン用ブドウ栽培に最も適した立地です。
ワインショップは他と比べると大きすぎず、家庭的な雰囲気。いつ行っても、フレンドリーに 対応してくれるのが、人気の秘訣でもあります。「本日のテイスティングリスト」が黒板に書かれていて、白ワインからロゼ、赤ワインと、自慢のワインを次々と披露して下さいました。
「葡萄が次々と熟してきて、まもなく収穫できそうなのよ」と、畑から摘んできて下さいました。ワインと合わせてつまむのがおススメだとのこと。
一般にワイン用の葡萄は美味しくない、と言うことを聞きますが、とんでもない。採れたての葡萄は、酸味の中に程よい甘みが感じられ、立派な酒の肴になりました。ワインは、いつもながら安定の美味しさ。どのワインも自分の敷地内の畑から採れる葡萄を使っているとのことです。
まるで宝石のような葡萄と美味しいワインを沢山堪能させて頂きました。
ワインのあとは、ここの猫ちゃんであるセプテンバーさんと、お庭でしばしワインの余韻を楽しみ、ゆっくりした時間を過ごしました。
ワインショップの詳しい場所と営業時間は、こちらをご参照下さい。
St. Hubertus & Oak bay Estate Winery Ltd.